(担当:構成・撮影・編集)
世界的に活躍されているクラシックギタリスト福田進一さんがプロデュースするギターの祭典「Osaka Guitar Summer」を取材させて頂きました。
【番組の目的】
・イベントの企画内容をわかりやすく解説
・来年の来場へ繋げるPR
村治佳織さん、鈴木大介さんなどを育て上げた日本を代表するクラシックギタリストである福田さんのインタビューを軸に置きながら、イベントの企画内容をわかりやすく説明することと、福田さんのライブへの想い。その2つをどう組み立てて編集するかがポイントとなりました。
番組冒頭はダイジェストからスタートさせることで、興味を持ってもらうことを意識。
福田進一さんという著名人が出演することと、おもしろそなイベントが行われたんだという2点が伝わればOK!
本編は、「公開マスタークラス」というレッスンについてのトークからスタート。
なんと、お客さんがいる中で、ギターのプロを目指す若者たちを福田さんが指導するというもの。
今回のギターイベントで行われた4つの企画の中でも、特に、ユニークな内容です。
実際に撮影したトーク順とは異なりますが、最も興味を持ってくれそうな内容から編集していくのがセオリーです。
その後は、福田さんのインタビューを軸に、他の3つの企画を説明。
最後に、番組のコンセプトである「生のライブの良さ」を福田さんに語って頂きました。
全体の構成としては、頭の掴みをしっかり作り、そのまま興味を持ってもらえそうな内容を続け、途中、ゆったりしながら、最後に、熱い想いのメッセージを視聴者にぶつけて、エンディングへという流れになっています。
最後は、福田さんの演奏で終わると決めていたので、コンサートの最後のシーンを持ってくることで、番組がしっかりとまとまった気がします。
インタビューを撮った順番に編集していくのではなく、Youtubeという特性を考えながら(関心度が高いものから繋げる)、少しでも視聴者の興味が続くように、そして、見終わった後、「見て良かった」と思ってもらえるように構成することこそ、編集の醍醐味だと思っています。
それぞれのトークの繋ぎ目が、分断されずに、スムーズに展開していくことを意識して編集しましたので、その辺りも含めて、ご視聴頂けるとうれしいです。
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